多摩川源流大学の授業とは

多摩川源流大学とは、東京農業大学が行う『人材育成プロジェクト』の名称です。環境省の『環境教育体験優良事業』にも選ばれており、まさに農大の『実学主義』を体感できる授業となっています。
今回はガイダンス1として授業の取り方と、どのような授業かを簡単にご説明したいと思います。

注意!
*今年度(2020年度)に関しては授業内容が変更になる可能性があります。
*授業開始日などについては農大の公式サイト(https://www.nodai.ac.jp)をご覧ください。
*情報はすべて2020年5月11日現在の情報です
*5月1日づけで前期授業のオンライン化がきまりました。源流大学もそれに従い前期の座学は全てオンラインとし、前期中の実習は基本中止といたします。

履修の手引き修正情報
履修の手引きP18にある特別講義Bコース、Cコースの開講曜日に関して訂正があります。
Bコース基礎コースは「水曜日」開講、Cコース応用コースは「火曜日」開講です。
手引きでは逆になっているので、訂正いたします。(2020.4.28修正)

まずは履修しよう!
今年度(2020年度)は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、授業開始日が5月11日以降に変更されています。(2020年4月15日時点の情報です)
新入生の方は大学で行われる授業ってどんな感じだろうか、どんなことを学べるんだろうかと、わからないことも多いと思います。そこで、この記事で簡単なガイダンスを行い授業内容や取り方などを簡単にご紹介したいと思います。

レッツ!ガイダンス!!

まずは「履修のてびき」をよく読んで、どの授業をとるか決めてください。履修に関しての詳しい説明は、この履修の手引きをよく読んでください。履修の手引きは学生ポータルに入れるようになると見ることができます。
学生ポータルに入ったら、上にあるバーの一番左側に「HOME」というボタンがあります、そこを押すと履修の手引きがあります。

まずは学生ポータルに入ることが大事!

ざっくり言うと、農大はセメスター制と言って1年を前学期、後学期の2つの学期に分けてあり、学期ごとに配当科目が定められ授業・試験・成績評価を行なっています。

野菜の写真でもどうぞ

各科目の単位はほとんどの授業で2単位です。そして、単位数制限、みんなが一番頭を悩ませるのがここです。単位数は前期、後期、年間とそれぞれマックス取ることのできる単位数が決まっています。学科などにより違いますので、そこはてびきをよく読みましょう!

美しい源流の写真でも見て休んでください

必ず取らないと卒業できない「必修科目」が自動で登録され、各専門分野を究めるために限定された科目群から指定された単位数を選んで取らなくてはいけない「選択必修科目」をまずは選びます。そして、残りの単位数分を空いている時間に「選択科目」というのをとって埋めていきます。つまりたくさん授業をとりたくても、無限には取れないということなのです。どの授業をとりたいか、学んでみたいと思う授業を取れる単位数を計算して選んでみましょう。

単位数を計算しよう(写真はイメージです)

源流大学の授業は、その中の選択科目になります。正式名称は「特別講義Bコース源流大学〜体験基礎コース〜」と「特別講義Cコース源流大学〜体験応用コース〜」という名前で開講されています。
特別講義とは、幅広い教養や素養を身につけ、卒業後各方面で最大限に能力を発揮できるようになることを目的として開講される授業です。農大生なら学科・学年問わず履修することができます。源流大学の特別講義は世田谷キャンパスの学生さんを対象に開講されています。

皆さんのさらなる成長を助けます

源流大学の授業は単位数2なのですが、一つだけ注意点があります。それは「集中科目(通年)」であるということ。これにより年間の単位数としてカウントされるので、1年間の最後に単位が2つくということになります。年間の単位数から超えなければセーフですので、2単位確保しておいてください。

源流大学は年間で2単位!

今は単位登録や確認、授業管理もネットでできる時代。比較的簡単にできます。しかし、それでもわからない時は大学の職員さんが優しく教えてくれるのでご安心ください。また、履修登録期間という確認の期間も設けられていますので、万が一間違っている場合や取れていない場合はその期間に修正できます。

相談できるのでご安心を!(写真はイメージです)

源流大学はどんな授業?
さて、履修できたら早速授業です。源流大学は水曜日5限(16:20-17:50)という、大学生じゃなくてもみんなが一番帰りたくなるような時間帯の授業です。いつも受講してくれるみんなありがとう。
全学科、全学年対象授業なので、いろいろな学科・学年の方が毎年50人くらいいます。たまに厚木キャンパスから参加してくれる方もいます。

教室は142教室という大きな教室です!

源流大学の授業では、皆さん一人一人が地域や農業、食の現場を知り、実践することで学びを深めてほしいと考えています。
なんでも買えて、情報に溢れた現代社会では、昔のように自分で手を動かさずともなんとかなってしまいます。そのため、「知ったつもり」、「わかったつもり」になってしまいがちです。

知ったつもりになってしまいますよね

物事の本質がどのようになっているのか、仕組みはどうなっているのか、どのように関係し合って地域は成り立っているのか、そのことを知り、学び、考えることは農大生に求められている大きなミッションでもあります。

川の流れのように

山に降った雨は森を育て、川となって大地を潤し、大海となり、雨雲となって、再び山に帰ります。川がつながっているように、私達の地域や暮らしは決して単体では存在していません。源流域の暮らしを守ることが中・下流域の生活を豊かにし、下流域の生活を見直すことが、原流域の生活を守るのです。これを私達は流域の概念と呼んでいます。そのため、私たちは、「地域のために」というフレーズは言いません。地域をよくすることは、自分たちの暮らしを良くすることにつながって、返ってくるからです。

あの地域は、私の街につながっている

自分たちにとって理想の社会とはどのようなものか、豊かな暮らしとは何か。その答えは皆さん一人一人が授業を通して考えてください。そして、その想いを胸に研究などに励んでいただき、社会にはばたいていってほしいなと思います。源流大学はそのきっかけになれればいいなと考えています。

地域とともに成長します

そんな想いのもと、授業は大きく2つの要素で構成されています。それは「座学」と「実習」です。出席率、授業内での課題、実習態度などで評価します。テストはありません。せっかく農大に入ったんだから地域に行きたい、実習したいという方がとってくれる授業です。

様々な、

専門家の座学や

そして地域の先生たちの実習

まさに実学主義!

そこで、座学では農大の先生だけではなく、公務員、企業、専門家など様々な方にきていただき授業を行います。いろいろな視点や考え方を学ぶことで、多様な視点を得ることができます。

自分の専門以外の話を実践者から聞く

ただ聞いているだけの授業ではありません。前半は先生から専門分野のお話を聞き、後半はグループワークとして授業で出てきた話題について周りの人たちと話し合ったり考えたりしていただきます。これにより、授業で学んだ内容の理解度を上げ、自分になかった考えを知ることができます。また、いろいろな人たちと話す訓練にもなります。皆さんもぜひ興味をもったら共に学びましょう。

前期はオンライン授業となりましたのでグループワークは行いません。代わりに課題の提出をお願いします。

体験し、

考える授業

ガイダンス1回目終了
さて、授業の取り方とどのような授業か大体おわかりいただけたでしょうか? 実はそんなに難しいこともありません。しかし、これ以上書くと皆さんの頭がパンクしてしまうかもしれないので、実際の実習の内容やフィールドについては、第2回目のガイダンスでお知らせします。

かわいい動物でもみて癒されてください (写真:中川徹 氏)

また、ガイダンス資料として今後お配りする源流大学のオリジナルてびきもPDFにて公開しております。ぜひ参考にしてみてください。

源流大学のてびき→20200511

第2回目のガイダンスへ→4月22日公開予定

授業を受けた卒業生の声はこちらの記事をどうぞ
http://genryudaigaku.com/archives/456

実習の様子はこちらの記事をどうぞ

→「若い男女がキノコ達人を目指す」
 http://genryudaigaku.com/archives/273

→ひたすら芋を植える日曜日は幸せか
http://genryudaigaku.com/archives/310

→源流の水はなぜあんなに冷たいのか
http://genryudaigaku.com/archives/770

→都内で村のPRをした話
http://genryudaigaku.com/archives/1724

注意!
*今年度に関しては授業内容が一部変更になる可能性があります。
*授業開始日などについては農大の公式サイト(https://www.nodai.ac.jp)をご覧ください。
*情報はすべて2020年4月15日現在の情報です。

The following two tabs change content below.
スタッフ

スタッフ

このサイトを運営する多摩川源流大学のスタッフです。源流大学や小菅村、農大でのイベント情報などを紹介します。

本をよんで世界を旅する 〜先生の本棚 美土路教授の場・・・

「研究者の本棚には、宝石よりも価値のある宝が眠っている。」イタリアの詩人がそんなことをいったかどうかは知りませんが、私はそう思う。その本棚には宝石よりも重要な、知識と言う名......

街全体がキャンパスの街に行く

みなさんはコミュニティカレッジという言葉を聞いたことがあるでしょうか?主催している団体は色々ですが、おおざっぱに言うと「街のことを、街の人達と、街をキャンパスに学ぼう」とい......

その辺の砂浜で拾った昆布で出汁をとる

出汁(ダシ)というものがある。味噌汁も、煮物も、ラーメンだって出汁があるから美味しいのだ。出汁を使わないで作れば、それは床のない家であり、動物のいない動物園なのだ。出汁こそ......