教科書で見たパイプラインをロシアまで見に行く

001

社会の教科書で「パイプライン」というものを見た。石油や天然ガスを輸送するための施設で、パイプが電線のように続いている。アラスカやロシアなどでよく使われていると書いてあった。

これを以前から生で見たいと思っていた。教科書で得た知識を自分の目で確かめてみたかったのだ。しかし、大規模なものは海外にしかない。そこで、ロシアまでパイプラインを見に行くことにした。

憧れのパイプライン
憧れている景色というものがある。本やテレビで見て、いつか自分の目で見てみたい、と思う景色だ。それは日本の原風景だったり、海外の歴史的構造物だったりする。誰しもそんな景色があるのではないだろうか。

私はパイプラインです!(Wikipediaより引用)

私はパイプラインです!(Wikipediaより引用)

学生時代、社会の教科書に「パイプライン」の写真が載っていた。私はいつかこれを生で見てみたいと思っていた。ビールと牡蠣とパイプラインは生に限るのだ。自分の目でパイプラインを見たくて、見たくて、でも見れずで15年が経っていた。

ロシアなどにパイプラインはあります

ロシアなどにパイプラインはあります

パイプラインで有名なのは「ロシア」や「アラスカ」である。石油や天然ガスをパイプラインで運んでいるのだ。大規模なパイプラインを見るにはロシアかアラスカ、いずれにしろ海外に行かねばならない。教科書で見たパイプラインも海外だった。遠いのだ。だから15年も見れずにいたのだ。

ということで、ロシアに来ました!

ということで、ロシアに来ました!

ロシアのパイプライン
パイプラインを見るためにロシアにやってきた。15万円かかった。ロシアには世界最長の石油パイプライン「ドルジバパイプライン」があるのだ。ただ、それを見るためにどこに行けばいいのか分からなかったので、とりあえずモスクワでパイプラインを探した。

モスクワの空港周辺で探す(バーガーキング)

モスクワの空港周辺で探す(バーガーキング)

世界最長を見たいけれど、ロシアは広すぎてよくどこに行けばいいのか分からなかった。街にある看板や、レストランのメニューなども基本的に英語はなくロシア語オンリーで、よく分からないのだ。でも、きっとロシアなら、その辺にパイプラインくらいあるだろう。

空港を出てパイプラインを探す!

空港を出てパイプラインを探す!

もちろんロシアまで来てパイプラインがなかったら、という思いはある。もっと事前に調べておけばとは思う。でも、調べてないのだ。ロシアに来て調べようと思ったら全部ロシア語でよくわからん。パイプラインはないのかもしれない。

あったね!

あったね!

パイプラインを見る
ロシアに来たのに、パイプラインがないかもしれない! とドキドキしていたら、あっさりあった。すまし汁くらいあっさり見つかった。空港から10分弱歩いたら普通にあった。ロシアはパイプライン大国なのかもしれない。

草をかき分け進み、

草をかき分け進み、

パイプライン!

パイプライン!

人生初のパイプラインである。社会の教科書で見たものが、私の瞳に生で映っている。動物が通るためだろうか。ところどころが、漢字の「風」の中に「虫」みたいなのがない状態になっている。感動である。教科書通りだ。

耳を当ててみる

耳を当ててみる

このパイプの中に、石油か、天然ガスが流れているのだ。耳を当てても何も聞こえないけれど、石油か、天然ガスが流れているのだ。教科書にそう書いてあった。パイプラインに憧れて15年。やっと夢がかなった瞬間だ。

地元の人に話を聞いた

地元の人に話を聞いた

どうも違うらしい
パイプラインの近くにいた人に話を聞いた。もちろん日本語は通じないし、ロシア語もできないので、中学校の頃の英語の教科書を思い出して、「これはパイプラインですか?」と聞いた。人は結局、教科書に戻るのだ。

パイプラインは二本あった

パイプラインは二本あった

地元の人の話では「パイプライン」であることは間違いないらしい。ただ教科書で読んだ、石油や天然ガスのパイプラインではないようだ。地元の人は言った。「水とお湯だ」と。何度聞いても「水とお湯だ」と彼は繰り返した。

お湯のパイプラインらしい!(水の可能性もあり)

お湯のパイプラインらしい!(水の可能性もあり)

水のパイプラインらしい!(お湯の可能性もあり)

水のパイプラインらしい!(お湯の可能性もあり)

教科書で見たパイプラインとは違うようだ。世界にはいろいろなパイプラインがあるのだ。ただパイプラインの本場「ロシア」でパイプラインを見ることができて、よかったとしようではないか。ちなみに地元の人はアルメニア人でロシア人ではなかった。

ロシアはナイスな車が多かった

ロシアはナイスな車が多かった

おまけ
パイプラインも憧れだったけれど、私は競馬も好きなのだ。競馬場が見える中学校に通っていて、拾ったエロ本をクラスメイトに売って、そのお金で競馬雑誌を買うくらい好きなのだ(その件についてはコチラ)。エロより競馬なのだ。

ということで、ロシアの競馬場に来ました

ということで、ロシアの競馬場に来ました

ロシアの競馬は日本の競馬とは異なる。日本では騎手が馬にまたがる。これが日本の競馬のスタイルだ。しかし、ロシアでは、馬が車輪のついたソリみたいなものを引っ張るスタイルなのだ。

日本の競馬

日本の競馬

ロシアの競馬

ロシアの競馬

競馬場は雪でとても美しかった。競馬がこの記事で「おまけ」程度の扱いなのは、馬券を買っていないからだ。ロシアの旅費15万円。それを払ったら全然お金がないのだ。ロシアでも、よく分からないケバブみたいなのだけを食べていた。

なので、

なので、

競馬場を

競馬場を

ひたすら、

ひたすら、

見るだけです!

見るだけです!

でも、見るだけでもいいじゃない。美人とかは見るだけでも嬉しかったりする。それと全く一緒。美しい競馬場だったので、それでいいのだ。美人は見るだけでもいいのだ。本当は付き合いたいけど。そんな強がりを言いたくなるロシアだった。

お金持ちになりたいと思っている写真

お金持ちになりたいと思っている写真

ロシアに行こうぜ!
石油や天然ガスではなかったけれど、本場「ロシア」でパイプラインを見るという夢は叶った。馬券は買わなかったけれど、競馬場を見るという夢も叶った。ロシアは夢が叶う場所なのかもしれない。ただ知り合いにパイプラインを見たいという話をしたら、「なんで?」と言われた。見たいものは人それぞれなんだと知った。

ロシアのメトロにて

ロシアのメトロにて

↓こちらの記事もぜひ読んでください↓

ソ連時代のガイドブックでロシアを歩きました!

ソ連時代のガイドブックでロシアを歩きました!

The following two tabs change content below.
地主恵亮

地主恵亮

1985年福岡生まれ。地味なファッションと言われることが多いので、派手なメガネを買おうと思っています。東京農業大学非常勤講師ですが、たいだい家にいます。ご連絡は「jinushikeisuke@gmail.com」までお願いします。

年賀状は25日までに郵便局へ

いつも源流大学のHPを楽しみに見てくださっている皆様。ご愛読ありがとうございます。今年もいよいよ残すところわずかとなってきましたね!源流大学事務室でも年末業務におわれており......

クリスマスにはバラ1000本の花束を

多くの植物を栽培している農大に勤めていても、男性から花束をもらう事はなかなかないものです。特にバラの花束は大変高価なのでめったにもらえる事はありません。深紅のバラの花束を抱......

カロリーメイトのプレーン味をチョコ味にする

明日はいよいよバレンタイン。ここ数週間、スーパーやデパートでは大好きな人に送るためのチョコレートを準備している人々の姿であふれかえり、デパートの地下どころか全体が揺れている......